遠野 伝承園の情景
カッパのクゥもお出迎え
さあ中へ
佐々木喜善さん
遠野物語のファンの方はご存知でしょう。あの柳田國男に口頭で昔語りをした人物。。
精悍で真面目実直な顔をしていますね。彼も民俗学や文学で身を立てたいと思っていたようですが必ずしも思うようには行かなかったのです。それでも晩年は地元のために尽くしたようです。。この人なりのドラマがあって情が移ってしまうのであります。
東北にも向日葵は咲く
佐々木喜善さんの有名な文章が石碑に刻まれていました。
広い日本の中には実際どんな珍しい宝玉が埋没されて居るか それを掘り起さねばならぬと思ひます
どういうわけか、高度経済成長期やバブル期を経過したせいか、民俗学は勢いを失って多くの人々の感心の的から遠く離れて、通俗的なイメージだけが形骸化して残存してしまっているように見えます。しかしながら、彼のこの言葉は本当は今でも 否今だからこそ真なのだと私は思います。
この形態のご神体は、御柱ですから相当歴史が古いと思います。縄文時代から続く信仰形態だろうと。。東北には縄文的な匂いが今なを強く残っていますね。
何故かミニカーが
透明なおかず入れの容器に並べて入れられて、無造作に置いてある。
カッパや座敷わらしに遊んでもらうためか、、、ふとそう思いました。。
伝承園の続きはまた明日。。)/