9月20日 鹿児島県指宿 白水館の夕食ほか & 9月13日荒川土手周辺の猫さま
この日この路線でトラクターと列車の接触事故があり、途中駅で小一時間ほど停車したものの無事に指宿駅まで到着。急ぎ宿の白水館に直行。
久しぶりに巨大なホテルに戸惑いながらも内装の立派さに圧倒される。
この茶室の奥に指宿名物砂むし温泉があり、夕食前に体験した。なるほどいい感じの温度と砂の重さに程よく汗をかいて、宿自慢の元禄風呂に入ってさっぱりした。
焼酎の試飲が夕食前なら出来るということで、幻の森伊蔵をそのまま お猪口で頂いた。相当な度数のはずだが口当たりが良くすっと飲めてしまうなるほどの味わいだった。その後地元の酒蔵のも飲ませて頂いたが、個人的には少し水っぽく感じた。
見事な薩摩切子できた森伊蔵はお湯割りで…。
豚の角煮
飲み比べもしてみたが、既に酔っていて…まあ旨かった。
薩摩のさつまいも
鰹のたたき これは、お昼に枕崎で食べた食堂の方が美味かった。
そうはいっても、連休中の巨大旅館でバタバタせずに普段と変わらぬであろう配膳や接客 数々の料理に感心したT氏であった。
つづく。
===9月13日 奇跡的な親子猫さまとの出会い===
荒川土手の堤防を隅田川に向かって降りて人気のないところで 1個のおにぎりを食べようとしたら…
いつの間にか目の前に愛らしい猫さまが物欲しげにチョコンと座っているではないか。
しかも子連れである。T氏は猫さまに餌をあげたことが無いのであるが、この日ばかりは人情として半分を分かち合うことにした。
猫好きの浅田次郎の小説に猫の餌は白いごはんが一番だと書いてあったのを思い出したのである。
少量づつ投げてあげたら、子猫を差し置いて親猫が独り占めしようとしたのには驚いた。野で生きていく掟の厳しさを知ったが、可愛そうなので子猫が食べられるように投げてやった。両方共に相当な食いつきであった。
量は少なかったと思うが、お礼のつもりかいくつかのサービスポーズをしてくれた。
立ち去る時に振り返れば、親の僅かな食べ残しを子猫が必死に食べていた…。これもまた親の教育なのだろうなとT氏は思った。
それでは続きはまた明日。。)/