9月21日 鹿児島県指宿の朝の情景 と 熊本県日奈久温泉の猫さま
指宿の旅館白水館で初めて「田の神さま」像に出会い、その後各地でみかけることになる。九州は日本列島で最初に稲作が本格化し縄文時代から弥生時代へと移行したとされる。朝鮮半島からの渡来人によって稲が伝来したというが、縄文人との争いの痕跡はなく割合すんなりと融合していったという。そこが盲点であったが、九州のこの辺りは東北とはまた別の形で縄文的な雰囲気が保存されているように感じた。通常稲作の神様はお稲荷さんだが…。この像はその痕跡の一つかもしれないとT氏は思った。
朝日を拝む
白水館には数多くの骨董書画が各所に展示されていた。
宇治の平等院鳳凰堂に似た薩摩伝承館(美術館)が白水館敷地内にある。 この傍には平等院から初めて株分けされた藤の木がある。
T氏夫妻は歩いて指宿駅まで行くことにした。猫さまに出会うために。
ようやく黒猫さまに出会えた。
子猫のようでこの後すぐに逃げられた…。
指宿駅前商店街
つづく。
日奈久温泉は海に面していて漁師町でもある。漁師にとって猫さまは大漁の神さま ということでこの地は猫さまの町でもあった。
それでは続きはまた明日。。)/