猫好きのためのペパクラ日記

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釜たけうどん & 石川啄木

さて今週の街歩きもいよいよフィナーレです。

最後を飾るのは、うどん屋さん 釜たけ

東京駅のキッチンストリートに最近出来たお店です。

f:id:tcho5397:20140406184123j:plain照明がお洒落〜

こっちのも凄い f:id:tcho5397:20140406184127j:plain

 

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どうもこれが、伝統のちく玉天ぶっかけうどん 隣がミニ海鮮丼

ちくわ天もさることながら、卵の天ぷら 初めて食べました!

あげた卵から とろ〜り流れ出る黄身 これが絶妙な驚きでした。。

もちろん 全部美味しかったですよ〜

 

肉うどん f:id:tcho5397:20140406185001j:plain

 

こちらは、あっさり系で美味しかったそうです。。

 

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大阪讃岐うどんブームの仕掛け人木田さんの東京初出店つまり1号店だそうです。

大阪といえば、うどん。 その本場の大阪で認められたというだけあって

かなりのレベルの美味しさ。。これは、満足度が大きかったですね〜。

 

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さて、これだけですと物足りないので最近読んだ石川啄木の短歌から。。

 

  たはむれに 母を背負ひて

  そのあまり 軽きに泣きて

  三歩あゆまず

 

有名な歌ですが、なんとも言えないたまらない気持ちになりますね〜

私も共感出来る年齢になったのだなとしみじみ思いました。。

 

  はたらけど

  はたらけど猶 わが生活(くらし)楽にならざり

  ぢっと手を見る

 

これもまたバブル以降、長引く低迷 消費税増税で実感が湧いてくる歌

ぢっと手を見る が凄いなあと思います。。やなせたかしさんの「手のひらを太陽に」

も似たようなエピソードから生まれたと聞きます。やなせたかしさんは、この短歌を踏まえて作ったのでしょうか? それとも詩人というものは、独自に似たような詩を創作したのでしょうか? それはどちらでもいいけれど、貧困のどん底で両者共にじっと手を見た ということに変わりは無く その共通性に思いを馳せたのでした。

 

  友がみな われよりえらく 見ゆる日よ

  花を買ひ来て

  妻としたしむ

 

これもまた共感出来る歌だなと。。。

私は花を買ってプレゼントしたことは無いですけれど、、、

カミさんは花より団子の方でして。。。

あっでも、この歌の世界は素敵ですね。

 

  不来方の お城の草に 寝転びて

  空に吸はれし

  十五の心

 

不来方はこずかた と読み岩手県の故郷にあった不来方城で一人授業を抜けだして

寝転んだ思い出を歌にしたものだそうです。

15といえば、尾崎豊の「15の夜」を連想してしまいます。

思春期の多感な時期の思いや行動は、時代によって表現形は違ってくるでしょうが

本質は変わらないのかもしれない。そんな気がしました。。

ただ、この歌の詩情の方が透明感があって 清々しく 今の私には気持ちにしみます。。。

 

それでは、この辺で

また明日 。。)/