猫好きのためのペパクラ日記

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伊豆旅行記 5

今日は、「クレマチスの丘」の前の銀杏並木から
 

P1090133.jpg

 
綺麗に色づいていました。。
 
そして本日の彫刻

 
「立体は触覚だ」と誰かが言っていた
この作品を見ると 改めて その 手の感触が伝わる 
そんな気がしました。。
 
私もペーパークラフトをやっていますが、製作中の手触りが好きなんですね〜
はさみで切っている時や 糊付けして押さえる時 などなど
 
〜〜〜
 
さて今日は いよいよムナーリの事を書こうと思います。
たまたま この「クレマチスの丘」の建物内でムナーリ展をやってました。。
 
私は初めて知ったのですが、現代アートなのに すごく親しみやすい
分かりやすい 多才で多彩 な作品群に魅了されました。
 
ネットから引用〜〜
 
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari, 1907年10月24日 ミラノ - 1998年9月30日)は、イタリアの美術家。美術家グラフィックデザイナープロダクトデザイナー、教育者、研究家、絵本作家など、ムナーリには多くの顔があるため、その全体像が掴みにくい。 
 
〜〜
 唯一写真が撮れた(展示の外に置いてあった) ムナーリの猫 


ムナーリの猫.png

 
なるほど~ イタリアの作家さん オシャレな感じでした。。
 
実際にいろんな展示があったのですが
特に心惹かれたのは
 
絵本作家としての顔と 教育者としての顔
 
これは、絵や芸術美術を 自然に教えるという事なので ほぼ共通しています。。
 
彼は各国でいろんなワークショップもやっていて、
様々な遊具も開発していて 「遊びながら 遊びを通して
いつの間にか美的センスが磨かれる」
 
そういう事に並々ならぬ感心があったようですね。。
もしくは 子どもが大好きだったのでしょうし、、
また自身が 子どもの精神旺盛で その世界をとても大事に
大事にしていた のかもしれません。。
 
彼の優しさが伝わる展示がありました。。
それは、盲目の少女のために作った教材
 
壁に沢山の種類の違う材質の素材を 約1メートルごとに 貼り付けて
10メートル位のトンネルにしてありました。。
 
目をつぶって歩けば 私達も体験できます。
(実際は時々目を開けて先を確認しながら歩きましたが、、)
 
これは、様々な材質の違いを触覚を通して体験するものです。
確かに ツルツル ゴワゴワ ザラザラ すべすべ ゴツゴツ などなど 
いろんな質感があるものです。
 
普段視覚だけで 判断しているのですが、触覚という(かなり原始感覚に近い) 
 ものを通すと 新たな発見 より深い 理解が出来るように思いました。
 
ムナーリさんは、とても素材を研究されて 深い理解 納得がいってから
作品を作ったそうです。
 
そういう彼の姿勢には、心を打たれ 刺激を受け 勉強になりました。。
 
〜〜 
絵本の自由に読める小部屋がありました。。
彼の絵本は、穴が開いていたり 各ページの大きさが違ったり
とても独創的で アイデアに満ちた 楽しいものでした。。
 
その絵本の訳者が 谷川俊太郎 
いやあーもう 驚きました。。
じっくりとは読めませんでしたが、、
 
物凄い詩人が 訳をつけています。。
すべては知りませんが 個人的に谷川俊太郎は 大好きですね〜
ついでに言うと 児童文学詩 というジャンルは 好きです。
 
誰でもわかる 言葉で 深く刺さる詩の世界
 
金子みすずも大好きですね〜
 
話がそれたのでムナーリの絵本の写真をネットから引用します。。
 

ムナーリの絵本.jpg

 
今日はこの辺で。。