藤城清治 「光と影の動物園展」

昨日は、銀座 教文館で開催中の　藤城清治　「光と影の動物園展」

に行って来ました。

今回は、猫。猫が多くて個人的には嬉しいです。

 

ひと通り見て満足して帰ろうと思って、念のため入口付近のご挨拶などを

読みましたら、ななんんと　写真を自由に撮っていい　と書いてある。

個人の企画展ゆえに、お好きにどうぞ〜　さらに出来れば見て真似して下さい

とも。。彼ももう８９歳なのだそうで、、、、

心境を思うと　なるほどなぁ～　と想う所もありました。

 

撮った写真をすべて公開するのは、気が引けるので一部だけ

 

 

 

 

下は　唯一の水彩画による絵本だそうです。

本当はこの後原画が終わりまで続くのですが、気が引けるので。。）へ

いい絵本です。

 

 

上は、私が少しほっとしたスケッチ。（藤城清治さん本人の直筆原画です）

あれほど絵の上手い作家さんでも　これだけ手直しをする。

最初から線がビシっと決まっているわけではない。

迷い筆といいますか？

描いている内に迷いながらラインを直し直し選んでいく。。

 

しかも、その迷った後をこれだけ残したスケッチを敢えて

堂々と公開してくれている。

これは、勇気のいることだろうと思います。

 

でも、後進のためにも敢えて（勇気と希望を与えるために）

公開してくれたのだと私は思いたい。

 

 

他にも沢山いい絵や影絵が展示してありますので、

是非機会があれば、お立ち寄り下さい。　　　（１２００円ですが、、、）